幅広い製品を扱い、複数の事業部に分かれているような企業の場合、ITシステムはそれぞれの事業部で個別最適化されサイロ化されてしまうことも多いと思います。そういった背景から、DXの取り組みを進めることを難しく感じてしまう企業も多いのではないでしょうか?古河電気工業株式会社は、10以上の事業部を持つ大企業ですが、事業部間の横串をうまく通しながらDXを進めています。
今回は「古河電工のDX ~重要施策とAI活用事例~」をテーマに、Koto Online編集長の田口紀成氏と、CCTのアドバイザーで合同会社アルファコンパス 代表CEOの福本勲氏の2人が、古河電気工業株式会社戦略本部DX&イノベーションセンター(DXIC)センター長の野村剛彦氏を招いて、2024年12月20日にウェビナーを開催しました。
今回は、その内容を再構成したダイジェストをお届けします。
野村 剛彦氏
古河電気工業株式会社戦略本部DX&イノベーションセンター(DXIC)センター長
1989年3月、京都大学卒業。同年に古河電気工業株式会社に入社し、化合物半導体(半導体レーザ、パワートランジスタ)のエンジニアに。2017年に研究開発本部解析技術センターのセンター長に就任し、先端分析・シミュレーション・AI/IoTなどの基盤技術の社内適用・推進を統括。
その後、AI/IoT部門が独立して戦略本部に移管され、2023年には情シス部門と融合してデジタルトランスフォーメーション&イノベーションセンターが設立され、センター長に就任。
全社DXの推進組織の責任者として、デジタル技術を活用した“ものづくり革新”をはじめ、DX起案、AI/IoTソリューション構築、ICT基盤(業務アプリ、インフラ・ガバナンス)等を推進している。
1989年3月、京都大学卒業。同年に古河電気工業株式会社に入社し、化合物半導体(半導体レーザ、パワートランジスタ)のエンジニアに。2017年に研究開発本部解析技術センターのセンター長に就任し、先端分析・シミュレーション・AI/IoTなどの基盤技術の社内適用・推進を統括。
その後、AI/IoT部門が独立して戦略本部に移管され、2023年には情シス部門と融合してデジタルトランスフォーメーション&イノベーションセンターが設立され、センター長に就任。
全社DXの推進組織の責任者として、デジタル技術を活用した“ものづくり革新”をはじめ、DX起案、AI/IoTソリューション構築、ICT基盤(業務アプリ、インフラ・ガバナンス)等を推進している。
福本 勲氏
合同会社アルファコンパス 代表CEO
1990年3月、早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。同年に東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げに携わり、その後、インダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」を立ち上げ、編集長を務め、2024年に退職。
2020年にアルファコンパスを設立し、2024年に法人化、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援などを行っている。また、企業のデジタル化(DX)の支援と推進を行う株式会社コアコンセプト・テクノロジーをはじめ、複数の企業や一般社団法人のアドバイザー、フェローを務めている。
主な著書に「デジタル・プラットフォーム解体新書」(共著:近代科学社)、「デジタルファースト・ソサエティ」(共著:日刊工業新聞社)、「製造業DX - EU/ドイツに学ぶ最新デジタル戦略」(近代科学社Digital)がある。主なWebコラム連載に、ビジネス+IT/SeizoTrendの「第4次産業革命のビジネス実務論」がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。2024年6月より現職。
1990年3月、早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。同年に東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げに携わり、その後、インダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」を立ち上げ、編集長を務め、2024年に退職。
2020年にアルファコンパスを設立し、2024年に法人化、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援などを行っている。また、企業のデジタル化(DX)の支援と推進を行う株式会社コアコンセプト・テクノロジーをはじめ、複数の企業や一般社団法人のアドバイザー、フェローを務めている。
主な著書に「デジタル・プラットフォーム解体新書」(共著:近代科学社)、「デジタルファースト・ソサエティ」(共著:日刊工業新聞社)、「製造業DX - EU/ドイツに学ぶ最新デジタル戦略」(近代科学社Digital)がある。主なWebコラム連載に、ビジネス+IT/SeizoTrendの「第4次産業革命のビジネス実務論」がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。2024年6月より現職。
田口 紀成氏
Koto Online編集長
2002年、株式会社インクス入社。3D CAD/CAMシステム、自律型エージェントシステムの開発などに従事。2009年に株式会社コアコンセプト・テクノロジー(CCT)の設立メンバーとして参画後、IoT/AIプラットフォーム「Orizuru」の企画・開発等、DXに関して幅広い開発業務を牽引。2014年より理化学研究所客員研究員に就任、有機ELデバイスの製造システムの開発及び金属加工のIoTについて研究を開始。2015年にCCT取締役CTOに就任。先端システムの企画・開発に従事しつつ、デジタルマーケティング組織の管掌を行う。2023年にKoto Onlineを立ち上げ編集長に就任。現在は製造業界におけるスマートファクトリー化・エネルギー化を支援する一方で、モノづくりDXにおける日本の社会課題に対して情報価値の提供でアプローチすべくエバンジェリスト活動を開始している。
2002年、株式会社インクス入社。3D CAD/CAMシステム、自律型エージェントシステムの開発などに従事。2009年に株式会社コアコンセプト・テクノロジー(CCT)の設立メンバーとして参画後、IoT/AIプラットフォーム「Orizuru」の企画・開発等、DXに関して幅広い開発業務を牽引。2014年より理化学研究所客員研究員に就任、有機ELデバイスの製造システムの開発及び金属加工のIoTについて研究を開始。2015年にCCT取締役CTOに就任。先端システムの企画・開発に従事しつつ、デジタルマーケティング組織の管掌を行う。2023年にKoto Onlineを立ち上げ編集長に就任。現在は製造業界におけるスマートファクトリー化・エネルギー化を支援する一方で、モノづくりDXにおける日本の社会課題に対して情報価値の提供でアプローチすべくエバンジェリスト活動を開始している。