3月ウェビナー

講演内容

  • THKとは
  • THKの成長戦略
  • OMNIedge~設備総合効率最大化のしかけ~
  • 設備・保全・人のデータを一元管理する重要性
  • 次世代リーダーへのメッセージ

動画概要

製造業におけるIoT技術の進化は、今まさに新たな時代を迎えています。

THK株式会社は、直動システム(リニアモーションガイド)を世界で初めて開発・実用化した企業であり、この技術により、製造機器の摩擦を大幅に低減し、精度や耐久性を飛躍的に向上させたイノベーション企業です。

THKのリニアモーション技術は、工作機械、半導体製造装置、ロボット・自動化装置、自動車、医療機器など幅広いジャンルで活用されており、THKは日本の技術力の下支えとなってきたと言えます。

同社は、今や売上規模は連結で約3500億円、全世界で38か所の生産拠点を持つ企業であり、また昨今は単なる機械部品メーカーにとどまらず、ロボット、AI、IoT技術を活用したスマートファクトリーや、次世代モビリティ向けのソリューションにも積極的に取り組んでおり、その成長戦略として、ビジネススタイルの変革とビジネス領域の拡大を図っています。

その思想と取組みで生まれたのが、設備の予知保全を目的としたサービス「OMNIedge(オムニエッジ)」です。

OMNIedgeは、設備総合効率(OEE)の最大化を実現するソリューションとして開発され、複数の優秀なAIスタートアップとの協業と、THKが培った膨大なデータや経験に基づくアルゴリズムによって形成されており、「ものづくりのプロ」がAIを用いて開発した信頼性の高い予知保全システムと言うことができるものです。

OMNIedgeは設備・保全・人のデータを一元管理を実現し、製造業の抱える事業課題の解決につながるだけでなく、エネルギーロスの観点でサステナビリティ・ESGにもつながる、新しい「ものづくりサービス業」としての価値提供と位置づけることができ、まさに『モノづくりからコトづくり』を成長戦略に組み入れている好例と言えるでしょう。

本ウェビナーでは、「ヒトとセツビの総合効率を最大化せよ~THKのDX支援~」と銘打ち、同社の事業概要から成長戦略までをお示しいただいた上で、モノからコトへの価値提供の変質を踏まえたビジネス領域の拡大に、グローバルやサステナビリティ等も掛け合わせた循環構造について触れていただきます。