講演内容
- 我が国の現在地
-日本の製造業の海外進出と利益の関係、今後求められるもの - 太陽ホールディングスのビジネス
-成長速度の著しい同社の主要事業 - 3つの柱
-太陽HDのDXの考え方 - 3つの柱① 攻めのDX
-AIナレッジマネジメントシステムの活用による業務課題解決 - 3つの柱② 守りのDX
-グローバルインフラ統合PJと工場デジタルシミュレーション - 3つの柱③ 基盤強化
-デジタル人財育成や新人事システム構築など - 次世代リーダーへのメッセージ
動画概要
経済産業省製造産業局「製造業を巡る現状と課題 今後の制作の方向性」(2024年5月)によると、日本の製造業全体の売上高は、過去25年400兆円程度で横ばいとなっています。
製造業の海外進出は進んでおり、主要企業における海外売上比率は今や50%を超える一方で、海外売上比率が高い企業では利益率のばらつきが大きく、利益につなげられている企業とそうでない企業との差が拡大している現状があります。
この原因としては、グローバルビジネスに適した経営の仕組みを整えてこなかったことがあると言われています。DXについても、既存ビジネスの延長線上での取り組みに留まり、事業機会の拡大に向けた取り組みが進んでおらず、稼ぐ力の向上につながっていないことも原因と言えるのではないでしょうか。
これからの製造業に求められるのは、既存ビジネスの延長線上でのDXに留まらない、組織としての稼ぐ仕組みの整備を含めたCX(コーポレート・トランスフォーメーション)ではないでしょうか。
本セミナーでは、太陽ホールディングス株式会社で常務執行役員としてIT部門を統括しつつグループ全体のDXを推進する俵輝道氏をゲストに迎え、化学をベースに多岐に渡る事業展開を行う同社のグローバルビジネスを支えるDXを解説いただきます。
世界シェアNo.1であるソルダーレジストを要するエレクトロニクス事業、第2の柱として成長している医薬・医薬品事業、その他エネルギー、食糧、ICT・・・など、強い事業を育てる攻めのDX、守りのDXを詳細にご説明いただける貴重な機会となります。
ぜひ、この機会にご参加いただけましたら幸いです。